タイで仕事を探している外国人へのアドバイス

アメリカやヨーロッパで行われている人員削減により、多くの人々がアジア国内、特にタイで仕事を探しています。でも、海外で仕事に就くことはできるのでしょうか?これについての私の考えを書きます。

機関や様々なソーシャルサークルとのネットワークのために、タイ現地にいる必要があります。タイには、優れた仕事やクリエイティブな仕事の機会が常に存在します。しかし多くの人が、自分が情熱を持って取り組むことのできない仕事や、彼らに合ってない分野で働くという間違った選択をしています。それを避けるには、誠実な人達に出会える場を求め、友達を作るべきです。以下の条件に合えば、彼らはあなたに仕事を提供してくれるでしょう。

1.彼らがあなたのことを気に入り、一緒にいて窮屈を感じない
2.最高クラスの製品を提供している
3.まずまずの製品を提供しているものの、カスタマーサービスが優れている、もしくは価格構成やトラブル時のフォローが優れている
4.彼らが知っている人と現在仕事をしていて、仕事ぶりを評価されている

ウェブ開発・デザイナーの方の場合

タイでオフィスを立ち上げ、自分自身でサービスのオファーをすることが可能です。もしあなたがとても優れているのであれば、代理店のウェブ開発部門を立ち上げることもできますし、従業員として働くこともできます。しかし、従業員として働くにはワールドクラスの技術を持っていないければなりません。でないと、彼らは「タイ人を雇えばいいのでは?」と聞くでしょう。アウトソーシングはアメリカに対して行われているのではなく、より近くてコストの低いインドが選ばれています。

タイではプリントグラフィックデザインの仕事が多く溢れていて、どこでも、どんな価格でも仕事の依頼ができます。広げることが可能な職業といえば、タイ国内では進歩が少し遅くデザインのレベルも低い状況にある、3Dグラフィックスやアニメーションの仕事です。高額でなければ、この仕事についてのマーケティングも増えていたはずです。多くの人が良いロゴを作っておらず、コピーを多用しています。タイのウェブキャスティングは世界に対して大きく遅れを取っており、未だにテレビにお金を使っているのです。

仕事を探している全ての人に
LinkedInを更新して、あなたのできることをアピールするのもいいでしょう。ほとんどの人はあなたと話したり会ったりする時間を取るのが難しいので、事前にこれまでの経歴を見る方がスムーズと考えています。誇張せずに、今までやってきたことやメソッドを書き加えてください。

タイで働きたい理由もクリアにしておかなければいけません。2つ目に、もし「ファイナンシャルサービス」というタイトルを付けていたとしたら、あなたのバックグラウンドは、一般的なマーケティングとビジネス開発、製品開発、デザインとなり、ややこしく感じられます。これでは、あなたのプロフィールから専門知識などを読み取ることができず、相手の心を掴むことができません。

PRの専門家やコピーライターに頼み、名刺や履歴書、ウェブページなどのPR資料を手伝ってもらうのも手です。お金を払い、どういったものを作ってくれるのか見てみましょう。彼らがこれらを得意としていることを確信しなければ、その先に何も生み出すことができません。彼らに依頼をする時に、なぜ彼らに頼んでこれをしているのかを自問してみてください。そうすると自分のPRの仕方がわかるはずです。

タイや他のアジアの国で仕事を始めるにあたっての方法の1つが、英語の教師になることです。この仕事をしながら、キャリアを見つけることができます。TEFLによる証明書やそれに似たものが必要で、それさえあれば基本的な教師の仕事をすることができます。節約しながらの生活を続けられるのなら、本格的に仕事を探す間もプレッシャーなく過ごすことができます。仕事をしながらネットワークを広げることで、友達を増やすだけでなく、それがいくつかの面接に繋がります。

最後に

何よりも、この過渡期を自分について学び、瞑想し、新しい食べ物に挑戦したり文化を世界中の人たちと共有することに費やしましょう。チャリティに参加するのも良いでしょう。そして最後に、最低限の仕事をして得るものがビーチで過ごすわずかな週末だったとしても、いつでも家に帰ることができ、今あなたの履歴によってタイで仕事をしているということを忘れないでください。あなたの地元にいる人達のうちの何人が、自分自身について話せるでしょうか?

幸運を祈ります。

高齢化による労働力不足に苦しむタイ

不法滞在者の雇用に対する新法制定は、企業の重要な部門に圧力をかけ、消費現象と伸び悩んでいる教育による労働力の不足を改善することが期待されています

2018年1月1日、タイの多くの企業にとって良い年明けにはならないかもしれません。数千万の外国人不法就労者に対しての6ヶ月の猶予の期限日であり、彼らはこの日までにその仕事から離れなければいけないからです。

2014年のアメリカ政府による人身売買(TIP)レポートでタイが最低ランクであるTier3に引き下げらたれことを受け、外国人労働管理局は不法労働者を雇用した人材派遣会社やタイ国内の企業に対して2018年から24,000ドル以下の罰金と刑を課すことにしました。

「もしもこの法律が厳しく施行され、猶予期限後に多くの移民労働者が以前より大幅に減るようなことがあれば、多くの企業、特に中小企業は悪夢を見ることになるでしょう。」とバンコクにあるカシコンリサーチセンターの取締役社長Charl Kengchonは危惧しています。

2017年の8月に登録された143万4275人の合法外国人労働者のうち、141万470人が能力の低い労働者と分類されました。タイ雇用局によると、彼らは主にミャンマー(104万4325人)、カンボジア(26万3736人)、ラオス(10万7244人)など近隣諸国からの出稼ぎ労働者です。

有償法律の施行に対する地元企業の反対運動が広がったことを受け、Prayuth Chan-ocha首相によって設けられた猶予の下、6月24日から8月7日にかけて新たにこれまでの79万7685人の違法労働者がタイ全土の外国人労働者通知センターに登録されました。

この登録が締め切られたのは8月7日で、証明やビザの発行手続きには4ヶ月という期間しか残されていませんでした。

これにより220万人の出稼ぎ労働者が 法的責任を負うことになりますが、3〜400万人と推定されている労働者の数には到底及びません。残りの労働者を他の方法で登録することも可能ですが、それには更に費用がかかります。

労働者の不足は、米の取引などの主要産業にも大きな打撃となります。年内に1100万トンの米の輸出を目標としているグループ、タイ米輸出協会の名誉会長Chookiat Ophaswongse氏は「12月から2月は米の輸出が多い期間なので、これは大変な問題です」と話しました。

米の出荷には未だ多くの 人手が必要です。1袋60kgの米が人の手でクレーンに乗せられ船に積み下ろしをされますが、 それらの作業は忍耐力のあるカンボジア人の作業員に数十年間に渡って独占されています。

ただでさえ不足しているカンボジア人労働者が1月1日までに登録されるとなると、米を船に詰め込む作業員の数は大幅に減ってしまうかもしれません。

法で定められたカンボジアからの出稼ぎ労働者の月収は約4410バーツ(134ドル)です。しかし、3年間のビザを保証してくれるブローカーに頼めば、その金額は1人の労働者に対して600ドルにも跳ね上がります。一度それが決まると、彼らが肉体仕事の少ない仕事に転向しないという保証はありません。「この先どのようになるのかはわかりません」とChookiat氏は答えました。

1990年代初頭のタイが2桁台の経済成長を迎えていた頃、まず労働者不足に陥りました。当時上昇を続けていたタイは、近隣の共産主義国や社会主義国の中でも経済が発展途上にある国から安い出稼ぎ労働者を取り入れ、利益を得ていました。今でも、以前に比べてはるかに少なくなった賃金の良い仕事の機会をそういった国々の若い世代に与えています。

歴代のタイ政府は出稼ぎ労働者に向けて、人員募集や職業斡旋のシステムを配置しようとしましたが、ずさんで悪用されがちなものでした。TIPではそれまでTier3にランク付けされていたタイですが、人身売買組織を取り締まったことから、今年6月にはTier2にランクアップされました。 最低ランクに位置していたのは、水産業界で起こったカンボジア人・ミャンマー人に対する残虐行為の報道が原因です。

新しい規制が現場を改善しようとしています。
「タイの経済的成長には、外国人労働者が必要不可欠です」と雇用局長官Waranon Pitiwon氏は言います。「タイは違法外国人労働者を管理し、合法化したいのです。この法律は、真面目に仕事をしている者を雇用している分には何の問題もなく、違法者を雇用した際に適用されます。」

世界大手のツナ缶輸出で知られるタイ・ユニオン・グループは、水産業界の根深い問題をよそに新たに厳しい規制が置かれることには何の問題もないはずですが、それよりも小さな供給先には厳しい状態になるだろうと考えています。