タイ・中国鉄道の建設が10月から開始

中国とタイは、9月にタイ-中国鉄道建設の2つの契約書にサインをし、10月から第1工事を開始するとの声明をバンコクにある中国大使館が土曜日に発表しました。

声明によると、タイ-中国鉄道協力合同委員会の第20回目の会議で今回のプロジェクトの第1段階の設計契約についての交渉が成立し、工事管理契約の価格にも同意したとのことです。

また、声明には「この計画に対してタイ政府と国民議会の認可が下りて以来の大きな前進です」との言葉もありました。

9月の契約完了と10月の第1工事開始を可能にするため、2カ国間でそれらに関する動きを早める必要があったようです。

バンコクとナコーンラーチャシーマーを繋ぐ線路は全長253kmで、第1段階では最初の3.4km、第2段階では11km、第3・第4段階では各119kmの建設が予定されています。

プロジェクトには第2工事の予定もあり、ナコーンラーチャシーマーからタイ-ラオスの国境付近にあるノーンカーイ間が開通します 。

大使館関係者は「第2工事の事前準備もすぐに始まる予定です」と話しました。

タイ-中国鉄道協力合同委員会は過去2年間で20回にも及ぶ話し合いを繰り返しましたが、声明によると、困難な時間を乗り越えたくさんの問題を解決しながらゴールに辿り着いたそうです。

中国側は設計と工事管理を担当し、タイの多くのエンジニアや建築家を迎え入れるのと同時に、タイも工事を担当することになります。このプロジェクトには出来る限りタイの設備と資源が使用されるそうです。

この工事が完了すると、タイ国内で最速の鉄道が誕生することになります。声明では「このプロジェクトにより、タイでの輸送システムや、地域の交通結節点の強化、国内の経済成長の促進に加え、特に北東部でタイ東部経済回廊のプロジェクトに貢献し、鉄道沿いに位置する他国にも利益を与えることでしょう」と高い期待が寄せられています。